【翻訳】MBC NEWS[単独]「被害者らしくないから?... “同意はなかった” と認めても無罪判決」

 

【⚠️この記事では性暴力事件の裁判の詳細に触れており、加害者や検察による二次加害発言などが多く含まれます。とくにフラッシュバック等の可能性がある方はご留意ください。】

 

【元記事の映像には加害者の顔が写っていますが、ここでは隠しています。また、元記事の文中に被害者の方の姓が表記されていますが、ここでは“A氏”としています。】

 

元記事:

[단독] 피해자답지 않아서?…"동의 없었다" 인정에도 무혐의

 

MBC NEWS[単独]ニュースデスク

 

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[被害者らしくないから?..“同意はなかった” と認めても無罪判決]

 

アンカー:

では、検察はなぜチョン・バビ氏を無罪にしたのでしょうか、私達が検察の決定書を入手して調べてみたところ、実はチョン氏は撮影の同意を受けたことがないとのことでした。

 

それでも検察は違法撮影ではないと判断したのですが、その背景には被害者らしくない、という認識がありました。

 

続いてキム・スグン記者です。

 

レポート:

歌手のチョン・バビ氏は検察の調べで、亡くなった被害者のA氏から、身体を撮影してもいいという許可をもらったことはないと供述しました。

 

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[“明示的に被害者の身体を撮影してもいいという許可を受けた事実はない”]

 

それでも検察は、違法撮影ではないという歌手チョン氏の主張を全面的に受け入れました。

 

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[処分検査:イ. 強姦致傷、ロ. 性暴力犯罪の処分等に関する特例]

[処分年月日:2021年1月29日]

[処分要旨:イ,ロ - 容疑なし(証拠不十分)]

[不起訴理由:別紙参照]

[検察、違法撮影ではないというチョン氏の主張を認める]

 

特に、チョン氏がトイレに行った被害者を追いかけてドアの隙間からこっそり撮影したことも「いたずら(遊び半分) 」という主張を認め、違法ではないと判断しました。

 

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[“いたずらでトイレのドアの隙間から(被害者の)写真を撮影した”]

 

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[シン・ジンヒ / 弁護士:

明示的な同意を求めていないこと自体がすべて違法撮影です。“いたずら”という言葉自体が話にならないと思います。同意があるとはみなされにくい側面がありますよね。]

 

チョン氏は撮影した映像をパソコンに移してA氏と一緒に見たと主張しましたが、映像がパソコンに送信された記録だけでこれを事実と認めました。

 

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[映像送信された記録だけで一緒に見たという判断]

 

また検察側は、iPhoneが写真撮影をするときにカシャッという音が出るので、被害者が撮影の事実を知らないはずがないとしました。

 

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[iPhone撮影の“パシャッ”という音も根拠として認める]

 

iPhoneも写真アプリを使えば音なしで撮影が可能ですが、考慮しませんでした。

 

お酒を飲んで意識を失ったという被害者の主張も認めませんでした。


動画では、A氏が「酔っ払った状態ですが、きちんと答えていた」と、抵抗不能ではないとしたのです。

 

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[検察:“被害者が被疑者(チョン・バビ)の質問に応答... 抵抗できない状態とは考えにくい”]

 

また、当時、A氏が携帯電話のロックパターンを解除したこと、これを酔っていない根拠として認めました。

 

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[被害者が携帯電話のパターンパスワードを解読して被疑者に渡すほど意識があったと思われる点][“A氏、携帯電話のロックを直接解く.. 意識があった”]

 

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[ジン・ヒョンヘ / 弁護士:

携帯電話のパターンが第三者がみると複雑にみえても、日常的に使ってきた本人がパターンを解いたからといって、]

 

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[精神が正常だと断定することはできないと思います。]


検察はA氏の行動が“被害者らしくない”ことも問題視しました。


拒否するような行為や発言をした形跡が見当たらず、事件後も好意的な態度を続けていたということです。

 

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[ソウル西部地方検察庁:“被害者が撮影を拒否する行為や発言をした形跡が見当たらない”]

 

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[ソウル西部地方検察庁:“被疑者(チョン・バビ)に会おうと言って、プレゼント・食べ物を置いていくなど好意的にみえた”]

 

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[キム・ジョンファン / 弁護士:

被害者らしくないなんてことはない。被害者ごとにその時の状況が違うし、それについての対応や様子は異なるので...]

 

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[憧れの人でしょう。 ですから、その関係について私は(被害者は)よかったと思うかもしれませんよね。]

 

(※わたしは、自分自身を「憧れの人だったからよかったんだ」と思い込ませることで、被害を受けたという事実やその傷つきから回避しようとする、心理的な防衛機制の動きの話だと認識しました。)

 

 

亡くなったA氏が何度も被害の事実を訴えたという、知人の一貫した証言も証拠として認めませんでした。

 

記憶が歪んでいる可能性があるということです。

 

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[検察 “被害者側の供述が歪曲の可能性”]

 

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[ソ・スンヒ / 韓国サイバー性暴力対応センター代表:

被害者が現在生きておられない状況で、どのような意図でそのような文脈や被害の訴えをしたかどうかを憶測するというのは非常に問題だと...(思います)。]


A氏側は検察の不起訴決定について、チョン氏の主張を中心に判断したと抗告しました。

 

MBCニュースのキム・スギンでした。


(映像取材:ノ・ソンソン / 映像編集:ソン・ジウォン)

【翻訳】「“BTSとアミに感謝”... BIGHIT MUSIC、ユニセフに10億ウォンを寄付」

 

元記事:

“BTS와 아미에 감사”... 빅히트, 유니세프에 10억원 기부

 

【アンダーラインは、元記事にはない主による補足情報です。ソースが必要だと判断したものについては、※の印をつけてブログ下部に参考記事を記載しています。】

 

BIGHIT MUSICが防弾少年団(BTS)メンバー全員※との2度目※の再契約を記念して10億ウォンを寄付した。

 

国際連合児童基金(ユニセフ)韓国委員会(チョン・ガプヨン会長)は2023年9月21日、BIGHIT MUSICが10億ウォン(約1億1,060万円)を寄付したと発表した。


今回の寄付は、防弾少年団とBIGHIT MUSICの長きにわたる同行を記念し、これまで「LOVE MYSELF」キャンペーンを通じてよき影響力をともに実践してきたARMY(防弾少年団のファン)に対する感謝の意味を込めて実現した。


「LOVE MYSELF」キャンペーンは2017年11月、ユニセフ韓国委員会とBIGHIT MUSICによる社会貢献協約締結とともにスタートしたキャンペーンで、他者を愛するためにはまず自分を愛すべきだという意味が込められており、ユニセフを通じて児童・青少年への暴力根絶と被害を受けた児童・青少年の回復を後援してきた。


こうした世界的な影響力により、2021年3月にBIGHIT MUSIC、ユニセフ韓国委員会、ユニセフ本部がともに手掛けるグローバル3者協約の規模に拡大された。


BIGHIT MUSICと防弾少年団は2017年から「LOVE MYSELF」グッズおよびアルバムの収益金など、「LOVE MYSELF」キャンペーンを通じて、ユニセフ韓国委員会に総額75億5,000万ウォン(約8億3,500万円、2023年9月基準)を寄付した。


ユニセフ韓国委員会のパク・ヒョンジ事務総長代行は、「BIGHIT MUSICと防弾少年団、そしてARMYの皆さんの温かいご支援により、ユニセフの児童・青少年暴力根絶「エンド・バイオレンス(#ENDviolence)」キャンペーンが大きな力を得ることができました。今後も変わらぬ愛とご支援をお願いし、ユニセフにご協力いただき、深く感謝いたします。」と挨拶を述べた。

 

なお、BIGHIT MUSICは今後も防弾少年団と「LOVE MYSELF」キャンペーンを積極的にサポートし、ユニセフ韓国委員会とともに世界中の子どもたちのための活動を続けていく意向を示した。

 

参考記事:

BTS、全員がBIGHITと再契約…「2025年には完全体で活動」-Chosun Online 朝鮮日報